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副業を始めようと思って調べ始めたものの、副業のやり方を解説する情報が多すぎて、結局まだ何も始められていない。副業のやり方の全体像がつかめず、そもそも最初の1件をどうやって取ればいいのか分からない。そんな状態で足踏みしているあなたに向けて、この記事を書きました。
先に結論を言ってしまいますね。副業で遠回りしない最短ルートは、「目標月収」と「投入できる時間」の2つを先に決めて、就業規則を確認してから、初期費用の小さい仕事で実績を1件作ることです。順番はこれで固定してしまってOK。スキルの勉強はそのあとです。
ありがちなのが「まず勉強から」で入ってしまい、教材を読み込んで動画を見て、知識だけは増えたのに口座残高がまったく変わらないというパターンです。副業は勉強量ではなく、納品した回数で伸びます。この記事では、7つのステップに分けて副業のやり方を具体的に整理していきます。
- 副業を始める前に決めておくべき2つの数字が分かる
- 就業規則の確認ポイントと注意すべき条文が分かる
- 初案件を取るまでの7ステップが順番どおりに分かる
- 初心者がつまずく失敗パターンを先回りで回避できる
副業のやり方を決める前に整える準備
副業初心者がまず決める2つの数字
いきなり職種を選ぼうとすると、必ず迷子になります。だって、選択肢が何十個もあるんですから。そこで最初にやるのは、職種選びではなく「数字を2つ決めること」です。
決める数字①:目標月収(例:月3万円)
決める数字②:週に投入できる時間(例:週8時間)
この2つが決まると、時給換算の必要ラインが自動で出てきます。月3万円÷(週8時間×4週)= 時給約940円。この数字を見て「あ、それなら最初は時給換算が低くても実績を取りにいく方が先だな」とか「いや、この時給ならスキル型に振らないと厳しいな」といった判断ができるようになるんですね。
ここで多くの人がやってしまうのが、目標を高く盛りすぎることです。「どうせやるなら月10万円」と設定して、必要な時給が3,000円になり、初心者には届かない水準になって挫折する。よくあるパターンです。おすすめは、最初の目標を月1万円〜3万円に置くこと。小さすぎると感じるかもしれませんが、月1万円を安定して稼げる人は、実は副業に挑戦した人のなかでも少数派なんですよ。
投入時間を決めるときは、「削れる時間」ではなく「使ってもいい時間」から考えてください。睡眠時間や家族との時間を削って捻出した時間は、必ずどこかで反動が来ます。たとえば「平日夜1時間×4日+土曜午前3時間=週7時間」を上限にして、日曜は完全に休むと決めてしまう。このくらい先に枠を決めておくほうが長続きします。
もう1つ、期限も決めておくと強いです。「3か月後に初報酬」「6か月後に月1万円」のように、区切りがあると軌道修正できます。期限がないと、うまくいっていないことに気づかないまま1年が過ぎます。これ、本当に怖いですよ。
就業規則と副業の可否を確認する
先にデータを見ておきましょう。パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年8月実施)によると、企業の副業容認率は64.3%。一方、doda(パーソルキャリア)の調査(2023年)で「勤務先で副業が認められている」と答えた会社員は27.5%にとどまっています。つまり、禁止だと思い込んでいるだけのケースがかなり多いということです。まずは思い込みを外して、規程を実際に開くところから始めましょう。
次にやるのが、勤務先のルール確認です。「バレなきゃいい」で進めると、うまくいったときほど困ることになります。
国の方針としては、副業・兼業は認める方向で進んでいます。厚生労働省の「モデル就業規則」第70条では、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」と定められています。そのうえで、①労務提供上の支障がある場合、②企業秘密が漏洩する場合、③会社の名誉や信用を損なう行為がある場合、④競業により企業の利益を害する場合には、禁止または制限できるとされています。
つまり、確認すべきポイントは次の4つに集約されます。
- 届出・許可が必要か(届出制の会社が増えています)
- 競業に当たらないか(同業他社の仕事は基本NG)
- 機密情報を使っていないか(本業の顧客リストや資料の流用は論外)
- 本業に支障が出ない範囲か(睡眠不足で遅刻、は最悪のパターン)
自社の就業規則は、社内ポータルや人事に聞けば確認できます。モデル就業規則の最新版は厚生労働省のモデル就業規則ページで公開されているので、自社のものと読み比べてみると理解が深まりますよ。
公務員の方へ:公務員は国家公務員法・地方公務員法で兼業が制限されており、無許可の副業は懲戒処分の対象になり得ます。民間企業とはまったく前提が異なるので、必ず所属先の規程と許可制度を確認してください。
それともう1つ。アルバイトのように雇用契約で働く副業は、労働基準法第38条により本業と労働時間が通算されます。業務委託や個人事業としての副業は通算対象外です。この違いを知らないと、本業の会社に思わぬ負担をかけてしまうことがあるので、頭の片隅に置いておいてくださいね。
初期費用は回収できる額に抑える
準備段階で財布のひもが緩みがちなのが、ここです。「本気を出すために」と、いきなり高性能PCと数十万円の講座を買ってしまう人がいます。気持ちはすごく分かるんですが、これは順番が逆です。
基準はシンプルで、「その副業で回収できる見込みの金額を先に試算する」ことです。たとえば30万円のスクールなら、月3万円稼げるようになったとして回収に10か月。しかも稼げるようになるまでの学習期間を足すと、実質1年以上かかります。それでも投資する価値があるのか、冷静に電卓を叩いてから決めてほしいんです。
| 副業タイプ | 現実的な初期費用 | 最初に必要なもの |
|---|---|---|
| Webライティング | 0円〜数千円 | PCとネット環境、書籍1〜2冊 |
| 不用品販売・せどり | 0円〜1万円 | スマホ、梱包資材 |
| ブログ | 月1,000〜1,500円程度 | レンタルサーバー、ドメイン |
| 動画編集 | 数万円〜 | ある程度のスペックのPC、編集ソフト |
| Webデザイン | 月数千円〜 | デザインツールのサブスク |
※金額はあくまで一般的な目安です。ツールの料金は改定されることがあるので、正確な費用は各公式サイトでご確認ください。
リベラルアーツ大学(リベ大)の両学長も、「稼ぐ力」を高める10カ条のなかで「適正なリスクを取れ。無傷でいるな、致命傷は負うな」と発信しています。無傷でいようとして何も始めないのはダメだけれど、生活を壊すような投資もダメ。この感覚、副業の初期はとくに大事だと思います。
資金がどうしても足りない場合、リベ大が「番外編」として挙げているセルフバック(自己アフィリエイト)で種銭を作る手もあります。ただしこれは一度きりの収入で、スキルは残りません。あくまで「初期費用の調達手段」と割り切って使うのが賢い付き合い方ですよ。
自分に合う副業の見つけ方と診断
数字と環境が決まったら、いよいよ職種選びです。ここで役に立つのが、簡単な自己診断です。次の質問にYES/NOで答えてみてください。
Q1:まとまった時間(3時間以上)を週に1回以上確保できる?
Q2:文章を書くことに抵抗がない?
Q3:数字の管理(利益計算・在庫管理)が苦にならない?
Q4:半年間、収入ゼロでも続けられる?
Q5:人と連絡を取り合うのが苦ではない?
ざっくりした判定はこんな感じです。
| 回答の傾向 | 向いている副業 | 理由 |
|---|---|---|
| Q2とQ4がYES | ブログ、Webライティング | 書く体力と長期目線の両方が必要 |
| Q3がYES、Q4がNO | せどり・物販 | 即金性が高く、数字管理が武器になる |
| Q1とQ5がYES | 動画編集、Web制作 | まとまった作業時間とやり取りが前提 |
| Q5がYES、Q1がNO | オンライン秘書、事務代行 | 細切れ時間でも成立しやすい |
| Q2〜Q5すべてNO | まず不用品販売から | 売る体験を積むのが先決 |
この診断はあくまで入り口です。もっと精度を上げたいなら、無料の副業診断サービスやキャリア相談を使ってみるのも手ですね。第三者に自分の職歴を棚卸ししてもらうと、自分では気づいていない「売れるスキル」が見つかることがあります。「本業の業界知識が、そのまま記事や相談の専門性になる」というのは、実際によく指摘されるポイントです。
リベ大の10カ条にも「好き・得意で一点突破。苦手は人を頼れ」という項目があります。副業選びで一番もったいないのは、苦手なことを根性で続けようとすることです。診断結果に「うわ、これは嫌だな」と感じたら、それは正しい反応。素直に別の道を選びましょう。
副業のやり方7ステップと初案件までの流れ
ここからが本題です。準備が整ったら、次の7ステップを順番に進めていきます。全体で3か月を目安にしてみてください。
Step1:目標月収と投入時間を確定する
Step2:就業規則を確認し、作業環境を整える
Step3:最低限の基礎を2〜4週間で学ぶ
Step4:見本(ポートフォリオ)を3つ作る
Step5:クラウドソーシング等に登録して応募する
Step6:1件目を納品して評価をもらう
Step7:単価交渉と継続契約で収入を伸ばす
ステップ1〜2は目標設定と環境準備
Step1とStep2は、前半で解説した内容そのものです。数字を決めて、ルールを確認する。ここは1週間もあれば終わります。
環境準備で意外と効くのが、「作業する場所と時間を固定する」ことです。たとえば「平日夜21時から22時、リビングのダイニングテーブル」のように決めてしまう。場所と時間を固定すると、そこに座った瞬間に脳が「作業モード」に切り替わるようになるんですよね。逆に「空いた時間にやろう」だと、空いた時間は永遠に来ません。「空いた時間にやろう」は、続かない典型パターンです。
あとは、副業用の銀行口座を1つ分けておくことを強くおすすめします。生活費と混ざると、いくら稼いでいくら使ったのかが分からなくなります。ネット銀行なら無料で作れますし、確定申告のときに本当にラクになりますよ。
ここで「屋号付き口座を作るべき?」「開業届は出すべき?」と気になる人もいると思います。開業届は、事業として継続的に取り組む段階になってから検討すれば十分です。青色申告のメリットと帳簿管理の手間を天秤にかけて判断しましょう。提出期限や要件は制度改正もあり得るので、国税庁の案内か税務署で最新の情報を確認してくださいね。
ステップ3〜4は学習と見本づくり
ここが副業のやり方で一番差がつくパートです。結論から言うと、学習は2〜4週間で打ち切ってください。
「まだ自信がないから」と学習を続ける人がとても多いんですが、断言します。自信は学習では手に入りません。自信は「実際に納品して、お客さんに喜ばれた」経験からしか生まれないんです。だから、基礎の基礎だけ押さえたら、さっさと次に進みましょう。
| 副業 | 最低限やること(2〜4週間) | 作る見本 |
|---|---|---|
| Webライティング | ライティング本を2冊読む、SEOの基礎を学ぶ | 得意ジャンルの記事3本 |
| 動画編集 | 編集ソフトの基本操作、カット・テロップ・BGM | ジャンル別のサンプル動画3本 |
| Webデザイン | ツール操作、レイアウトの基本原則 | バナー5点+LP1枚 |
| せどり・物販 | 相場調査、手数料と送料の計算 | 不用品を10点販売 |
| オンライン秘書 | 使用ツールの操作、業務範囲の整理 | 提供業務のメニュー表 |
見本づくりのコツは、「架空案件でいいから、実案件と同じ条件で作る」ことです。たとえばライティングなら、「30代女性向け・2,000文字・見出し構成込み」のように条件を設定して書く。デザインなら「架空のカフェの新規オープン告知バナー」のように用途を決める。用途がはっきりしている見本は、クライアントに「うちの案件にも使えそう」と思ってもらいやすいんですよね。
もし独学で手が止まってしまうタイプなら、添削してくれる講座を検討する価値はあります。ただし選ぶ基準は「ツール操作の説明だけで終わっていないか」「添削と案件サポートがあるか」「卒業生の実績が具体的か」の3点。無料相談で即決せず、複数比較してから決めてください。
ステップ5〜6は応募と初案件獲得
見本ができたら、いよいよ応募です。最初の1件が取れるかどうかで、その後の景色がガラッと変わります。
まずは仕事を探す場所を確保しましょう。初心者が最初に使うなら、クラウドソーシングが現実的です。複数登録して、自分の職種の案件量と反応を比べるのがおすすめですよ。比較のポイントは案件数だけではありません。
クラウドソーシング比較の4視点
- システム手数料:報酬から引かれる割合。低単価案件では効きます
- 仮払い(エスクロー)制度:報酬未払いを防ぐ仕組みがあるか
- 自分の職種の案件量:全体の案件数より、自分の分野の数が重要
- サポート体制:トラブル時に相談できる窓口があるか
手数料の目安を挙げておくと、ランサーズは契約金額(税込)の16.5%が一律、クラウドワークスは報酬額に応じた段階制(10万円以下は20%、10万円超20万円以下は10%、20万円超は5%)、ココナラは販売価格の22%というのが一般的です。いずれも記事執筆時点の情報なので、最新の料率は各公式サイトで必ずご確認ください。
応募のときのコツも書いておきますね。テンプレートをコピペした提案文は、まず通りません。意識したいのは次の3点です。
- 募集文を読んだ証拠を1行入れる(「◯◯の部分、まさに私が得意な領域です」など)
- 見本を必ず添える(URLでもファイルでもOK)
- 納期と対応可能量を明記する(「週2本、初稿は3日以内」など)
そして大事なのが、落ちても気にしないこと。最初のうちは何件も落ちるのが普通です。リベ大の10カ条にも「最速の成功法はただ1つ。最速で失敗を繰り返すこと」とあります。落選は無料のフィードバックです。5件応募して0件なら提案文を、20件応募して0件なら見本を見直す。そんな感覚で回していきましょう。
1件目を受注できたら、報酬額より「評価」と「継続の打診」を取りに行ってください。納期を守る、報連相をきちんとする、修正に素早く対応する。この3つだけで、初心者でも十分に高評価がもらえます。技術より姿勢で差がつく世界なんですよ、最初のうちは。
最初の1件を取りにいくなら【Craudia(クラウディア)】:クラウドソーシングは複数を併用するのが基本ですが、そのなかでもとくに低単価帯の手数料が低いのがクラウディアです。
◎メリット
・ワーカーのシステム手数料が1〜5万円で15%。クラウドワークスは10万円以下が20%+消費税なので、駆け出し期の手取り差が大きい
・5万1円〜10万円で10%、10万1円〜100万円で5%、100万1円以上で3%と、稼ぐほど下がる
・仮払い(エスクロー)あり。クライアントが先に報酬を預けるので、納品したのに払われない事故を防げる
・タスク型案件もあり、最初の1件のハードルが低い
△正直なデメリット
・大手に比べて案件数が少ないのが最大の弱点。ここだけで案件を埋めようとすると手が空く
・振込手数料が1回につき一律300円かかる
こんな人におすすめ:大手と併用して、同じ仕事なら手取りが多いほうで受けたい人。1件5万円の案件なら、手数料20%と15%で手取りが2,500円変わります。登録は無料なので、まず案件量と手数料の両方を見比べてみてください。
※手数料は変更される場合があるため、最新は公式サイトでご確認ください。
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応募が苦手なら「出品して待つ」形も:ココナラ:クラウドソーシングは自分から応募する形ですが、スキルマーケットは出品して買ってもらう形です。営業が苦手な人はこちらのほうが続きます。
◎メリット
・出品無料・在庫なし・初期費用ゼロ。実績ゼロでも出品ページを作れる
・購入者側から探してもらえるので、提案文を書き続けなくていい
・価格を自分で決められるため、実績が付けば単価を上げられる
△正直なデメリット
・出品者の販売手数料は販売価格の22%(税込)と高め。ビデオチャットや有料コンテンツ販売は27.5%
・振込申請が3,000円未満だと160円の手数料がかかる
・出品しただけでは売れず、最初は似たサービスとの価格競争になりやすい
こんな人におすすめ:提案文を書くのが苦痛な人、本業の知識をそのまま商品にしたい人。ステップ5の応募と並行して1つ出品しておくと、攻めと待ちの二段構えになります。
※手数料は変更される場合があるため、最新は公式サイトでご確認ください。
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ステップ7は単価アップと継続契約
実績が3〜5件たまったら、次のフェーズです。ここからは作業時間を増やすのではなく、単価を上げる方向に舵を切ります。
単価を上げる方法は、大きく3つあります。
| 方法 | やること | 効果の出やすさ |
|---|---|---|
| ① 既存クライアントに単価交渉 | 実績と貢献を数字で示して打診 | 高い(関係ができているため) |
| ② 専門分野に特化する | ジャンルを絞って専門家として売る | 高い(代替されにくい) |
| ③ 提供範囲を広げる | 執筆+構成、編集+サムネなど | 中(工数も増えるため) |
いちばん効果が高いのは、意外にも①の単価交渉です。「言いにくい」と感じる人が多いんですが、クライアント側からすると、信頼できる人に継続してもらう方が新しい人を探すよりずっとコストが低い。だから、実績を出している人の交渉は、けっこう通ります。
交渉のときは「生活が苦しいので」ではなく、「これだけの成果を出しているので」という切り口で。記事なら検索順位や滞在時間、デザインならクリック率、動画なら視聴維持率。数字で語れると強いです。
リベ大の10カ条には「理想の関係は三方良し。犠牲になり続けるな、犠牲にし続けるな」という項目もあります。安く買い叩かれ続けるのも、無理な値上げを迫るのも、どちらも長続きしません。お互いが納得できる価格に着地させる、という発想が大事だなと思います。
副業初心者がつまずく失敗パターン
ここで、副業初心者の「あるある失敗」を4つ挙げておきます。先に知っておくだけで、かなり回避できますよ。
① 情報収集で止まってしまう
圧倒的に多いのがこれです。副業の解説動画を何十本も見て、詳しくなった気になって終わる。知識は増えても、実績は1件も増えません。「調べる時間」と「手を動かす時間」を1対3くらいにすると決めてしまうのが、一番効く対策だと思います。
② 完璧を目指して公開できない
ポートフォリオを作り込みすぎて、いつまでも応募しないパターン。60点でいいので出しましょう。市場の反応を見ないと、どこを直せばいいかも分かりません。
③ 複数の副業に同時に手を出す
ブログもやって動画編集もやってせどりもやって……となると、どれも中途半端で終わります。最初は1つに絞ってください。2つ目に手を出すのは、1つ目で月1万円を安定して稼げるようになってからで十分です。
④ 単価の低い作業を延々と続ける
入り口として低単価案件を受けるのは正解です。ただし、期限を決めましょう。「3か月やったら単価交渉するか、次のステージに移る」と最初に決めておく。これをやらないと、時給500円の作業を1年続けることになります。実際、けっこう見かける光景です。
それと、これは失敗以前の話ですが、「登録するだけで稼げる」「1日10分で月30万円」といった案件には絶対に近づかないでください。仕事内容が具体的に説明されない、先に高額な費用を求められる、運営者情報が確認できない。この3つが揃ったら、まず疑ってかかるのが正解です。
税金と確定申告の準備は早めに
「まだ稼いでいないから関係ない」と思うかもしれませんが、税金の準備は最初の1円を稼ぐ前から始めた方が絶対にラクです。
会社員の場合、給与所得・退職所得以外の所得金額の合計額が20万円を超えると、原則として所得税の確定申告が必要になります。この条件は国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」で確認できます。
ここで押さえておきたいのが、「収入」と「所得」の違いです。
収入:入ってきたお金の総額
所得:収入 − 必要経費
たとえば副業で25万円を受け取り、必要経費が7万円かかっていれば、所得は18万円。この場合は20万円以下になります。
ただし注意:所得税の確定申告が不要なケースでも、住民税の申告は別途必要になる場合があります。この扱いは自治体によって異なるので、お住まいの市区町村の案内を必ず確認してください。判断に迷う場合は、税務署または税理士に相談するのが確実です。
実務的にやっておくといいのは、次の3つです。
- 副業用の銀行口座を分ける(入出金がそのまま帳簿になる)
- 経費のレシート・領収書を月ごとに保管する
- 会計ソフトを早めに導入して、都度入力する習慣をつける
確定申告の直前に1年分をまとめて処理するのは、本当に大変です。領収書の仕分けと入力だけで数日かかります。月1回30分の入力習慣があれば、申告期間は数時間で終わります。この差はかなり大きいですよ。
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副業のやり方7ステップのまとめ
最後に、この記事の要点をまとめておきますね。
- 職種選びより先に「目標月収」と「週の投入時間」の2つの数字を決める
- 就業規則を確認する。届出・競業・機密・本業への支障の4点をチェック
- 初期費用は「回収できる見込み額」から逆算して上限を決める
- 学習は2〜4週間で打ち切り、見本を3つ作って応募に進む
- 1件目は報酬より評価と継続の打診を取りに行く
- 実績が3〜5件たまったら、作業量ではなく単価を上げる方向へ
- 所得20万円超で確定申告。20万円以下でも住民税の申告が必要な場合あり
副業を何から始めるかで悩んでいる時間は、残念ながら1円も生みません。迷っている1年で1件でも納品していれば、それは実績になり、次の案件を呼びます。情報を集める時間より、1件納品する時間のほうが、あなたを前に進めてくれます。
リベ大の10カ条の最後は「今日が一番若い日。今、この時から行動しよう」でした。今日できる一番小さな一歩は何でしょうか。クラウドソーシングに登録するだけでもいい。不用品を1つ出品するだけでもいい。まずはそこから始めてみませんか。応援しています。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、税務・法務上の個別判断を行うものではありません。制度や手数料は変更される場合があります。正確な情報は各公式サイトをご確認いただき、個別の判断が必要な場合は税理士・社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

