「副業を始めたい」と思っても、種類が多すぎてどれを選べば良いか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。この記事では、書籍やSNSでもよく紹介されている定番の副業15選と番外編1つを取り上げ、まったくの初心者目線で「メリット」と「デメリット」を分かりやすく整理しました。稼ぎ方の特徴を知ったうえで、自分に合う副業を見つける参考にしてください。
副業は「フロー型」と「ストック型」に分けて考えよう
副業を選ぶ前に知っておきたいのが、収入の得方には大きく2つのタイプがあるということです。ひとつは、働いた分だけその場で収入になる「フロー型」。すぐにお金になりやすい一方で、手を止めると収入も止まってしまうという特徴があります。もうひとつは、コツコツ積み上げた成果が資産となり、時間が経つほど収入につながっていく「ストック型」。軌道に乗るまでには時間がかかりますが、将来的には少ない労力でも収入を得られる可能性があります。今回紹介する副業も、このどちらの性質を持っているかを意識しながら読んでみてください。
初心者向け!おすすめ副業15選+αのメリット・デメリット

ここからは、定番とされる副業を1つずつ紹介していきます。気になるものがあれば、まずは小さく試してみることをおすすめします。
①せどり
せどりとは、安く仕入れた商品をフリマアプリやネットショップで販売して差額を利益にする副業です。仕入れ先や販売先の組み合わせが豊富なため、自分のペースで始めやすいのが特徴です。メリットは、仕入れてすぐに販売できるため現金化が早く、特別なスキルがなくても始めやすい点です。一方で、商品のリサーチや梱包・発送といった地道な作業が必要で、在庫を抱えるリスクがある点はデメリットといえます。まずは自宅の不用品をフリマアプリに出品するところから始めると、商売の基本を体験しながら小さく一歩を踏み出せるでしょう。
②アフィリエイトブログ
アフィリエイトブログは、自分のブログ記事から企業の商品やサービスを紹介し、購入や申し込みが発生すると報酬を得られる仕組みです。メリットは、サーバー代など初期費用が比較的安く、積み上げた記事が資産になるストック型の収入を目指せることです。デメリットは、成果が出るまでに数カ月から1年程度の時間がかかりやすく、根気強く続ける必要がある点です。「自分が困っていたことを解決する記事」から書き始めると、読者の役に立つ記事を作りやすくなります。
③Webライティング
Webライティングは、企業のサイトやメディアに掲載される記事を執筆して報酬を得る仕事です。メリットは、パソコンと文章を書く環境さえあれば始められ、特別な資格がなくても挑戦できることです。デメリットは、駆け出しのうちは1文字1円未満といった低単価の案件が中心になりやすく、まとまった収入にするには数をこなす必要がある点です。誤字脱字をなくし、分かりやすい文章を心がけることが、信頼と単価アップの近道になります。
④オンライン秘書
オンライン秘書は、スケジュール管理やメール対応、資料作成など、企業や個人事業主の事務作業をオンラインで代行する仕事です。メリットは、年齢や性別を問わず経験を活かしやすく、地方に住んでいても都市部の高単価案件を受けられることです。デメリットは、クライアントごとに求められる業務内容や使用ツールが異なるため、幅広い対応力が必要になる点です。まずはオンライン秘書を専門に扱う会社に登録し、実務経験を積むところから始めると安心です。
⑤Webデザイン
Webデザインは、Webサイトの見た目や使いやすさを設計する仕事です。メリットは、場所や時間に縛られずに働きやすく、既存サイトの模写など初心者でも練習しやすい教材が豊富にあることです。デメリットは、HTMLやCSSといった基礎知識の習得に一定の学習時間が必要で、案件獲得までにポートフォリオ作りなどの準備が欠かせない点です。まずは無料の学習サービスでコーディングの基礎を身につけ、簡単な案件から実績を積んでいきましょう。
⑥プログラミング
プログラミングは、業務の自動化やアプリ・Webサービスの開発を行う仕事です。メリットは、需要が伸び続けている分野で、経験を積むほど高単価の案件を受注しやすくなることです。デメリットは、稼げるようになるまでに学習期間が長くなりやすく、独学だと分からないことを聞ける相手がいないと挫折しやすい点です。無料の学習サービスから始め、メンターやコミュニティなど質問できる環境を持っておくと続けやすくなります。
⑦LINE構築
LINE構築は、企業や店舗が運用する公式LINEアカウントの画面やメッセージ配信の仕組みを作る仕事です。メリットは、パソコン1台で始められ、学習期間も比較的短く済むため参入のハードルが低いことです。また取引先が企業中心のため、高単価の契約につながりやすいのも魅力です。デメリットは、アカウントを作って終わりではなく、集客効果を出すためのマーケティング視点も求められる点です。
⑧動画編集
動画編集は、YouTuberや企業から預かった映像素材をカットやテロップ入れなどで仕上げる仕事です。メリットは、パソコン1台で始められ、数カ月ほどの練習で受注できるレベルに到達しやすいことです。デメリットは、専用ソフトの使用料や高スペックなパソコンといった初期投資が必要になる点と、初心者向け案件は単価が低めな点です。実績を積んでSNSなどで発信していくことで、単価アップにつなげやすくなります。
⑨YouTube
YouTubeは、動画を投稿し、広告収入などを得る仕事です。メリットは、自分の好きなことや得意なことを発信して収入につなげられる可能性があり、軌道に乗れば過去の動画からも収入が発生し続けるストック型の側面があることです。デメリットは、収益化の基準を満たすまでに多くの時間と動画本数が必要で、努力が必ずしも収入に直結しない点です。継続的に発信を続けられるテーマを選ぶことが長続きのコツです。
⑩ライバー
ライバーは、ライブ配信アプリを使って生配信を行い、視聴者からの投げ銭などを収入源とする仕事です。メリットは、スマートフォン1台で始められ、雑談や特技披露などジャンルの自由度が高いことです。デメリットは、収入が視聴者の反応に左右されやすく安定しにくいことと、プラットフォームへの手数料負担がある点です。人と話すことや自分の特技を見せることが好きな人に向いています。
⑪SNS/SNS運用代行
SNS運用は、X(旧Twitter)やInstagramなどで情報発信を行い、フォロワーとの関係を築いていく活動です。慣れてくると、企業アカウントの運用を代行する仕事につなげることもできます。メリットは、無料ですぐに始められ、発信を通じて他の副業の受注にもつながりやすいことです。デメリットは、フォロワーが増えて収入に結びつくまでに時間がかかりやすく、成果が出るまで継続する根気が必要な点です。
⑫デジタルコンテンツ販売
デジタルコンテンツ販売は、イラストや写真、音楽、電子書籍などの創作物を販売サイトを通じて販売する副業です。メリットは、一度作った作品が在庫切れの心配なく販売し続けられ、自分の趣味や特技をそのまま収入につなげられることです。デメリットは、人気ジャンルほど競合が多く、一定以上のクオリティが求められる点です。まずは得意なジャンルを1つ決め、実際に売れている作品を参考にしながら制作を始めてみましょう。
⑬ハンドメイド
ハンドメイドは、アクセサリーや雑貨など手作りの作品を販売サイトやフリマアプリで販売する副業です。メリットは、少額の材料費から始められ、家事や育児の合間などすきま時間を活用しやすいことです。デメリットは、ファンがついて安定して売れるようになるまでに半年から1年程度かかりやすい点です。お客さんの反応を見ながら作品を改良していく過程を楽しめる人に向いています。
⑭スキル販売
スキル販売は、自分の知識や特技をサービスとして出品し、必要としている人に届ける副業です。経理や翻訳といった専門知識だけでなく、趣味や特技も商品になります。メリットは、初期費用やランニングコストがほとんどかからず、自分の「得意」がそのまま商品になることです。デメリットは、参入障壁が低い分ライバルも多く、選ばれるための工夫が必要になる点です。まずは既に出品されているサービスを見て、自分にもできそうなことを探すところから始めてみましょう。
⑮コンサルティング
コンサルティングは、企業や個人が抱える課題に対して、専門知識や経験をもとに解決策を提案する仕事です。メリットは、初期投資がほとんど不要な超ローリスクな副業でありながら、案件によっては高額な報酬が期待できることです。デメリットは、土台となる知識や実務経験がないと信頼を得にくく、未経験の分野でいきなり始めるのは難しい点です。自分の本業や得意分野の延長線上で強みを活かせる人におすすめです。
【番外編】Webマーケティング
Webマーケティングは、Webを使って集客や販売促進を行う仕事全般を指し、ここまで紹介したブログやSNS運用、LINE構築なども、広い意味ではWebマーケティングの一部です。メリットは、成果が数字としてすぐに見えるためPDCAを回しやすく、スキルアップも実感しやすいことです。デメリットは、扱う範囲が広いためどこから学べば良いか迷いやすい点です。他の副業と組み合わせながら、少しずつ知識を広げていくのがおすすめです。
まとめ:まずは気になる副業を1つ試してみよう

今回紹介した副業は、どれも「小さく始めて、大きく育てられる」可能性を持つものばかりです。フロー型かストック型か、初期費用はどれくらいか、身につくスキルは何かという視点で比較すると、自分に合った副業が見えてきます。まずは気になったものを1つ選び、無理のない範囲で最初の一歩を踏み出してみましょう。

