- 過去40年のナスダック100で試算すると、毎月3万円×10年の積立は「最高で元本の約149倍、最悪で約92%減」。結果の振れ幅がとてつもなく大きい
- 毎日・毎週・毎月の積立頻度の差は、どの期間でも約2%以内。頻度より「いつ始めていつやめるか」の方がずっと効く
- 1倍のナスダック100は20年積立で元本割れ0%だったのに、3倍型は20年でも約34%の期間で元本割れ。「長く持てば安心」は3倍型には当てはまらない
- 試算モデルはTQQQの実際の年間リターンと誤差約2ポイント以内で一致。TQQQ設定日(2010年)からの試算では、同じ100万円でも買う時期しだいで評価額に約3〜5倍の差がついた
auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しを積立したら、将来いくらになるの?──2026年10月15日に設定予定の新しい3倍型ファンドなので、まだ運用実績はありません。そこでこの記事では、1986年からのナスダック100の実データ(約1万営業日)とドル円レートを使って、「もしこのファンドが昔からあったら」という積立シミュレーションをワッシーが自分で計算しました。
毎日・毎週・毎月の積立頻度の比較、月1万〜5万円の金額別シミュレーション、過去最悪のパターンと最高のパターン、さらにTQQQ設定日からの「積立・不定期・高値一括・暴落後一括」の比較、TQQQとの積立コスト比較、余剰資金1万・10万・100万円の10年後まで、数字で全部お見せします。

パパ、トリプルって3倍でしょ?毎月ちょっとずつ買ったら、お金も3倍になるの?

いい質問だね、ワッピー。答えは「3倍になるときもあれば、9割なくなるときもある」なんだ。今日は昔のデータで実際に計算してみたから、一緒に見ていこう。
- auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しとは?積立前に知るべき基本
- 【検証方法】過去40年のナスダック100で積立シミュレーションした条件
- 【比較】毎日・毎週・毎月の積立シミュレーション|頻度で差は出る?
- 【グラフ】直近10年の積立シミュレーション|360万円が3,812万円に?
- 【最悪パターン】ITバブル・リーマンショックで積立したらどうなった?
- 【最高・最悪を一覧比較】5年・10年・20年の積立で結果はこう分かれた
- 【金額別】月1万円・3万円・5万円で積み立てたら?直近10年の試算
- この試算は信頼できる?TQQQの実際の成績と比べてみた
- 【比較検証】TQQQ設定日から「積立・不定期・高値一括・暴落後一括」でどう違った?
- 【比較】TQQQとauAMトリプル、積立するならどっち?金額・設定方法・メリットとデメリット
- 【余剰資金の目安】1万円・10万円・100万円を入れたら10年後どうなる?
- auAMトリプル・NASDAQ100で失敗しない積立のルール5つ
- auAMトリプル・NASDAQ100を積立できる証券会社と始め方
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|auAMトリプル・NASDAQ100の積立は「少額・長期・ルール付き」で
その積立、将来いくらになると思いますか?
スライダーを動かすだけで、目標金額に届く年齢まで自動で計算。メールアドレスの入力もいりません。
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auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しとは?積立前に知るべき基本
このファンドは、アメリカの大型ハイテク株100社でできたナスダック100指数の「1日の値動きの約3倍」を目指す投資信託です。為替ヘッジ(円高・円安の影響を消す仕組み)をしないので、円安なら追い風、円高なら向かい風になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用会社 | auアセットマネジメント |
| 設定日 | 2026年10月15日(予定) |
| 目標 | ナスダック100(米ドルベース)の日々の値動きの約3倍+為替 |
| 信託報酬 | 年0.4334%(税込) |
| 主な取扱 | SBI証券・楽天証券・マネックス証券 など |
| 新NISA | つみたて投資枠・成長投資枠とも対象外(レバレッジ型のため) ※特定口座・一般口座での購入になります |

えっ、新NISAじゃ買えないの!?てっきり積立ならNISAだと思ってたコッコ…

そうなんだ。レバレッジ型はNISAの対象外。だから利益には約20%の税金がかかる。これもシミュレーションを見るときの大事な前提だよ。
ファンドの仕組みやTQQQとの違いは、auAMトリプル・NASDAQ100とは?TQQQとの違い・買い方・注意点で詳しく解説しています。
【検証方法】過去40年のナスダック100で積立シミュレーションした条件
- データ:ナスダック100指数(1986年1月〜2026年9月、米セントルイス連銀FRED)、ドル円レート(同)、米政策金利
- 3倍型:毎日「指数の値動き×3」で計算し、信託報酬0.4334%と借入コスト(米政策金利×2)を毎日差し引き
- 比較の1倍型:ナスダック100に連動(コスト年0.2%と仮定)
- 積立額:月3万円(年36万円)。毎週は約6,923円、毎日は約1,429円(営業日ごと)
- 税金・売買手数料は考慮せず。指数は配当を含まない価格指数

なんで毎日3倍で計算するの?1年で3倍じゃだめ?

このファンドは「毎日」3倍を目指すからだよ。上がったり下がったりを繰り返すと、1年で見たら3倍どころか減っていることもある。これを「逓減(ていげん)」っていうんだ。毎日で計算しないと、この落とし穴が再現できないんだよ。
【比較】毎日・毎週・毎月の積立シミュレーション|頻度で差は出る?
まずは多くの人が迷う積立頻度から。年間の積立額(36万円)をそろえて、4つの期間で比べました。
| 積立期間 | 毎日 | 毎週 | 毎月 |
|---|---|---|---|
| 直近10年 2016/10〜2026/9・元本約360万円 | 3,723万円 | 3,766万円 | 3,812万円 |
| リーマン前から10年 2008/1〜2018/1 | 5,118万円 | 5,177万円 | 5,163万円 |
| ITバブル頂点から10年 2000/3〜2010/3 | 183万円 | 185万円 | 183万円 |
| コロナ後の高値から 2021/11〜2026/9・元本約177万円 | 666万円 | 673万円 | 669万円 |
どの期間でも、毎日・毎週・毎月の差は約1〜2%でした。勝つ頻度も期間によってバラバラで、「毎日積立が最強」という決まりはありません。
- 管理がラクな「毎月」でOK。クレカ積立のポイントが付くなら毎月一択
- 毎日積立は「値動きを見なくて済む」という気持ちの面のメリットが大きい
- 頻度より大事なのは、金額を大きくしすぎないこと(次の章で理由がわかります)

頻度でこんなに差がないなら、悩んでた時間がもったいなかったコッコ〜!
【グラフ】直近10年の積立シミュレーション|360万円が3,812万円に?
2016年10月から毎月3万円を10年間積み立てた場合の推移です。
元本360万円が、3倍型の試算では約3,812万円(約10.6倍)、ふつうのナスダック100でも約1,378万円。数字だけ見ると夢のようです。でもグラフの2022年に注目してください。
米国の利上げでナスダック100が下がった2022年、3倍型の試算は1年で約76%も減りました。このとき積立元本は約228万円。それまでの利益がほぼ消え、元本近くまで落ちています。ここで怖くなって売っていたら、その後の回復は受け取れませんでした。

1,000万円以上あったのに、300万円くらいになっちゃったの!?ぼくなら泣いちゃう…

大人でも泣きたくなるよ。この10年は「たまたま最後に大きく上がった期間」だったから、最終的にはうまくいった。でも、途中の下落に耐えられるかどうかが本当の勝負なんだ。
【最悪パターン】ITバブル・リーマンショックで積立したらどうなった?
次は、ナスダック100にとって最悪のタイミングだった2000年3月(ITバブルの頂点)から10年間、毎月3万円を積み立てた場合です。
10年間コツコツ積み立てて、元本360万円が約183万円(約49%減)。途中の最大下落率は約94%です。1倍のナスダック100は約331万円で、こちらも少し元本割れですが傷は浅く済んでいます。
2008年のリーマンショックでは、2009年1月時点で積立残高が約51万円(元本約321万円)まで落ちました。「積立だから下がっても安く買えて大丈夫」という理屈は、3倍型では通用しない場面があるということです。
暴落中も積み立てれば「安く買えた分」で3倍型の回復は早まる?
よくある疑問が「下がっている間も毎月買い続ければ、安く仕込めた分だけ3倍型のほうが早く元本を取り戻せるのでは?」というもの。ITバブルとリーマンショックの両方で、元本に戻った月を調べました(毎月3万円を積み立て続けた場合)。
| 積立開始 | 型 | いちばん減った時 | 元本に戻った月 | 元本の2倍になった月 |
|---|---|---|---|---|
| ITバブル頂点 2000年3月〜 | 3倍型 | 元本の0.10倍 2001年9月 | 2005年11月 | 2013年9月 |
| 1倍 | 元本の0.47倍 2002年9月 | 2005年7月 | 2013年12月 | |
| リーマン前の高値 2007年10月〜 | 3倍型 | 元本の0.18倍 2008年11月 | 2009年9月 | 2012年2月 |
| 1倍 | 元本の0.57倍 2008年11月 | 2009年12月 | 2013年12月 |
結論は「暴落の形しだいで、半分正解・半分まちがい」でした。
- リーマンショック(急落→すぐV字回復)では正解:3倍型は1倍より3か月早く元本を回復し、2倍到達は約1年10か月も早かった。安く買った口数が、3倍の上昇で一気に効きました
- ITバブル(2年半かけてじわじわ下落)ではまちがい:3倍型の回復は1倍より4か月遅く、2010年3月時点でも評価額は1倍(約378万円)を下回る約244万円でした。3倍型が1倍を追い抜いたのは2013年ごろです
ITバブルで逆転しなかった理由は、3倍型の基準価額が2000年3月から2002年にかけて約99.9%も下がったから。最初の頃に買った分はほぼゼロになり、「安く買えた分」では穴を埋めきれませんでした。さらに下げ相場の途中の小さな反発・下落のくり返しで、3倍型は逓減(目減り)がどんどん進むため、ゆっくり長く下がる相場ほど不利になります。
2000年3月から積立をやめずに続けた場合、2015年1月には元本537万円が3倍型約2,596万円(1倍は約1,359万円)、2020年1月には元本717万円が約1億4,261万円(1倍は約2,971万円)。ただしそこまでに約15年、途中で資産が9割減る時期を耐える必要がありました。

じゃあ、安く買えるのはいいことだけど、下がり方しだいなんだね。

そう。短くドンと下がってすぐ戻るなら3倍型が有利、長くダラダラ下がると3倍型は不利。どっちになるかは事前にはわからないから、金額を小さくしておくのが一番の対策なんだ。

9割以上も下がったら、もう戻らない気がするコッコ…

そこが3倍型の一番こわいところなんだ。1倍なら半分に下がっても2倍になれば戻る。でも9割減ると、10倍にならないと戻らない。だから「ずっと持てばいつか戻る」とは言えないんだよ。
【最高・最悪を一覧比較】5年・10年・20年の積立で結果はこう分かれた
1986年以降、毎月1日を開始日にしたすべての期間(10年積立なら369通り)で毎月3万円を積み立て、最終資産が元本の何倍になったかを集計しました。
| 積立期間 | 型 | 最悪 | 中央値 | 最高 | 元本割れ確率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5年 | 3倍型 | 0.06倍 | 2.09倍 | 40.7倍 | 21.2% |
| 1倍 | 0.49倍 | 1.49倍 | 4.7倍 | 16.6% | |
| 10年 | 3倍型 | 0.08倍 | 5.42倍 | 148.6倍 | 31.2% |
| 1倍 | 0.56倍 | 2.49倍 | 8.6倍 | 7.0% | |
| 20年 | 3倍型 | 0.07倍 | 4.46倍 | 169.5倍 | 34.1% |
| 1倍 | 1.40倍 | 3.33倍 | 12.9倍 | 0% |
ここがこの記事でいちばん伝えたいポイントです。
- 1倍のナスダック100は、積立期間を長くするほど元本割れ確率が下がり、20年では0%でした
- 3倍型は期間を長くしても元本割れ確率が21%→31%→34%と、むしろ上がった
- 最高のケース(1990年3月開始の10年積立=ITバブルの上昇をまるごと取った)は元本の約149倍。ただし同じ3倍型の中央値は約5倍で、最高値は再現性のない「宝くじ」に近い数字です
中央値だけを見ると3倍型は1倍より大きく増えています。でも約3回に1回は元本割れ、しかも負けるときは9割以上なくなる。これが「平均は高いけれど、ばらつきが極端な商品」の正体です。

長く持っても安心じゃないなんて、ふつうの投資と逆なんだね。

その通り。だからワッシーは、3倍型は「老後資金の本体」には使わない。新NISAでインデックス投資をしっかりやったうえで、なくなっても生活が変わらない金額だけにしているんだ。
【金額別】月1万円・3万円・5万円で積み立てたら?直近10年の試算
「月3万円は多いな…」という人のために、直近10年(2016年10月〜2026年9月)を金額別にまとめました。積立は金額に比例するので、自分の金額に置き換えて読めます。
| 毎月の積立額 | 元本(10年) | 3倍型(試算) | ナスダック100(1倍) | 2022年の最安値ごろ(3倍型) |
|---|---|---|---|---|
| 1万円 | 120万円 | 約1,271万円 | 約459万円 | 約96万円 |
| 3万円 | 360万円 | 約3,812万円 | 約1,378万円 | 約289万円 |
| 5万円 | 600万円 | 約6,354万円 | 約2,297万円 | 約482万円 |
月5万円なら一時は約1,977万円 → 約482万円。「1,500万円近くが1年で消える」を本当に見送れるかを、金額を決める前に想像してみてください。
この試算は信頼できる?TQQQの実際の成績と比べてみた
自分で作った計算がどれくらい正しいのか、2010年から実際に運用されている米国の3倍ETF「TQQQ」の年間リターンと比べて確かめました(比較のため経費率を約0.95%=TQQQの経費率+αの取引コストと仮定し、ドル建てで計算)。
| 年 | TQQQの実績(公表値) | ワッシーの試算 | 差 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 約+83% | +81.0% | 約2pt |
| 2022年 | 約−79% | −79.1% | ほぼ0 |
| 2023年 | 約+198% | +195.8% | 約2pt |
| 2024年 | 約+58% | +57.4% | 約1pt |
| 2025年 | 約+34% | +34.6% | ほぼ0 |
毎年の差はプラスマイナス2ポイントほどで、2022年の約−79%という大暴落も正確に再現できていました。この記事の数字は「だいたい実際に起きたこと」と考えてOKです。
もうひとつ大事な発見があります。2021〜2025年の5年間を通すと、TQQQは+83%、−79%、+198%…と派手なのに、5年トータルでは約+138%(試算)。毎年のリターンを足した印象よりずっと小さいんです。大きく負けた年の穴が、それだけ深いということです。

+198%の年があるのに、5年で2.4倍くらいなの!?計算がおかしいのかと思ったコッコ…

おかしくないんだよ。−79%になると100万円が21万円になる。そこから+198%でも約63万円。まだ元に戻ってないんだ。これが「下落の穴は深い」ってことだね。
【比較検証】TQQQ設定日から「積立・不定期・高値一括・暴落後一括」でどう違った?
3倍型ETFのTQQQが誕生した2010年2月11日から、auAMトリプルと同じコスト(信託報酬0.4334%+借入コスト)で買い方だけを変えて比べました。すべて円建て、2026年9月23日時点の試算です。
① 積立の3パターン:定額・不定期・暴落時に増額
| 買い方 | ルール | 元本 | 評価額(試算) | 途中の最大下落 |
|---|---|---|---|---|
| 定額積立 | 毎月1万円 | 200万円 | 約1億7,856万円 | −78% |
| 不定期入金 | 6月・12月のボーナス時に各6万円 | 198万円 | 約1億7,384万円 | −78% |
| 暴落時に増額 | ふだん月5,000円、高値から半値以下の間だけ月2万円 | 128.5万円 | 約9,150万円 | −78% |
ポイントは2つ。毎月でも年2回でも、同じ金額を長く入れれば結果はほぼ同じ(倍率89倍と88倍)。そして「暴落のときに多く買う」作戦は、倍率では定額積立に負けました(約71倍)。暴落を待っている間に、上がり続けた時期の買い付けが少なくなったからです。
2010年からの約16年は、ナスダック100が大きく上がり、さらに円安(1ドル約90円→約157円)も重なった「3倍型にとって最高クラスの期間」です。同じ結果が今後も出るとは限りません。前の章で見たとおり、始める時期が悪いと10年積立でも9割以上減ったことがあります。
② 一括投資の4パターン:同じ100万円でも「いつ買うか」で天と地
| タイミング | 買った日 | 途中の最安値 | いまの評価額(試算) |
|---|---|---|---|
| コロナ前の高値で一括 | 2020年2月19日 | 約29.6万円(−70%) | 約800万円 |
| コロナ暴落の直後に一括 | 2020年3月16日 | —(ここが底) | 約2,706万円 |
| 2021年の高値で一括 | 2021年11月19日 | 約21.7万円(−78%) | 約262万円 |
| 2022年の暴落後に一括 | 2022年12月28日 | —(ここが底) | 約1,208万円 |
コロナのとき、高値で買った人と暴落直後に買った人の差は約3.4倍。2021〜2022年では約4.6倍の差がつきました。ただし「ここが底」と分かるのは後になってから。底を当てるのはプロでも難しいので、一括より積立のほうが「ハズレ」を引きにくいのです。

暴落したあとに買えばいいなら、ぼくもそうする!

ワッピー、そのときは「まだ下がるかも」ってみんな怖がってるんだ。2022年も、途中で買った人はさらに半分以上下がった。だから決まった金額をコツコツ積み立てるほうが、気持ちもお財布も守りやすいんだよ。
【比較】TQQQとauAMトリプル、積立するならどっち?金額・設定方法・メリットとデメリット
中身の目標は同じ「ナスダック100の日々3倍」ですが、積立のしやすさとコストはかなり違います。
| 比較項目 | auAMトリプル・NASDAQ100 | TQQQ(米国ETF) |
|---|---|---|
| 商品の種類 | 日本の投資信託 | 米国上場ETF |
| 年間コスト | 信託報酬 0.4334% | 経費率 0.82% |
| 最低積立額 | 100円〜(証券会社による) | 金額指定の積立は数千円〜(楽天証券は1回約3,000円超〜) |
| 買うときのお金 | 円のまま | 円貨決済なら円でOK。ただし為替手数料(楽天証券は1ドルあたり25銭)がかかる |
| 売買手数料 | ネット証券なら無料のことが多い | 約定代金の0.495%(上限22ドル)が一般的 |
| 積立頻度 | 毎日・毎週・毎月など(証券会社による) | 毎月(日付指定)・曜日指定など |
| クレカ積立 | 対応する証券会社あり(ポイントが付く) | 基本的に不可 |
| 運用実績 | なし(2026年10月設定) | 2010年から約16年 |
| 分配金 | 出さない方針が多い(自動で再投資) | 少額の分配金が出ることがあり、米国で10%課税 |
| 新NISA | どちらも対象外(特定口座で購入) | |
毎月1万円を積み立てる場合で、コストの差をざっくり比べると1回あたりの売買手数料だけで約49円(0.495%)。10年積み立てると元本120万円のうち約6,000円が手数料になり、さらに年0.39%ほどの経費率の差も効いてきます。少額の積立ならauAMトリプルのほうが断然ラク&おトクです。
自動積立の設定方法(かんたん3ステップ)
- STEP1:証券会社の「投資信託」→「積立」で「auAMトリプル」と検索
- STEP2:口座は特定口座を選択(NISA枠は選べません)
- STEP3:金額(100円〜)・頻度(毎日/毎週/毎月)・支払方法(現金 or クレカ)を決めて設定完了
- STEP1:「米国株式」→「定期買付(米株積立)」で「TQQQ」を検索
- STEP2:金額指定か株数指定かを選び、決済方法を円貨か外貨(ドル)で選ぶ
- STEP3:買付日(毎月○日/曜日)を決めて設定。ボーナス月の増額も設定できる証券会社あり
| auAMトリプル | TQQQ | |
|---|---|---|
| メリット | 100円から・円で・クレカ積立も可/コストが安い/分配金の手間なし | 16年の実績あり/米国市場でいつでも売買できる/流動性(取引量)が大きい |
| デメリット | 実績ゼロ/繰上償還(ファンドが途中で終わる)の可能性/売買は1日1回の基準価額 | 為替手数料・売買手数料がかかる/少額積立には不向き/分配金に米国税 |

私みたいに月5,000円くらいから始めたい人は、auAMトリプルのほうが向いてるってことだね コッコ!
【余剰資金の目安】1万円・10万円・100万円を入れたら10年後どうなる?
3倍型は「なくなっても生活が変わらないお金」で買うのが鉄則。では余剰資金(よじょうしきん=生活に使わない余ったお金)はいくらが目安でしょう?
- まず生活防衛資金:生活費の6か月〜1年分は預金で確保(月25万円なら150万〜300万円)
- 次に新NISA:つみたて投資枠などで1倍のインデックス投資を土台に
- 3倍型はそのうえで投資資産の5〜10%まで
| 投資に回しているお金 | 3倍型の上限目安(5〜10%) | 毎月積立なら |
|---|---|---|
| 100万円 | 5万〜10万円 | 月1,000〜3,000円 |
| 300万円 | 15万〜30万円 | 月3,000〜5,000円 |
| 1,000万円 | 50万〜100万円 | 月1万〜2万円 |
| 3,000万円 | 150万〜300万円 | 月2万〜5万円 |
では、実際に1万円・10万円・100万円を一括で入れて10年持ったらどうなったのか。1986年以降の369通りすべてで計算しました。
| 10年後の結果 | 1万円 | 10万円 | 100万円 |
|---|---|---|---|
| 最悪のケース | 約10円 | 約100円 | 約1,000円 |
| 下から25%(悪いほう) | 約2,900円 | 約2.9万円 | 約29万円 |
| 真ん中(中央値) | 約4.0万円 | 約40万円 | 約402万円 |
| 上から25%(良いほう) | 約31万円 | 約311万円 | 約3,110万円 |
| 直近10年(2016→2026) | 約46.7万円 | 約467万円 | 約4,667万円 |
グラフを見ると、結果が「大きく負ける(0.5倍未満)」32%と「大きく勝つ(10倍以上)」39%の両極端にくっきり分かれています。「そこそこ増える」がとても少ないのが3倍型の特徴です。
だからこそ金額選びが大事。1万円なら最悪でも失うのは1万円ですが、100万円だと「ほぼゼロになる確率が約3割」を背負うことになります。「0円になっても笑える金額」から始めるのがワッシーのおすすめです。

ぼくのお年玉1万円なら、なくなっても…ちょっと泣くけど大丈夫かも!

その「ちょっと泣くけど大丈夫」が、ちょうどいい金額の目安なんだよ。
auAMトリプル・NASDAQ100で失敗しない積立のルール5つ
- ① 新NISAの枠を先に埋める:1倍のインデックスが資産の土台
- ② 金額は投資資産全体の5〜10%まで:9割減っても人生が変わらない額に
- ③ 積立頻度は「毎月」でOK:頻度の差は約2%以内
- ④ 利益が出たら一部を1倍型に移す(リバランス):2022年のような急落で利益が消えるのを防ぐ
- ⑤ 暴落時の「売らない・増やさない」を先に決めておく:感情で動くのが一番の失敗
「そもそも一括と積立どっちがいいの?」という方は、一括投資と積立投資どっちが得?300万円の最適な分割回数もあわせてどうぞ。自分の条件で将来の金額を試したい方は、ワッシー自作の積立シミュレーターも使ってみてください。
auAMトリプル・NASDAQ100を積立できる証券会社と始め方
取扱予定はSBI証券・楽天証券・マネックス証券など。どれもスマホで口座開設でき、100円から積立を設定できます。新NISAの主力口座と同じ証券会社にしておくと、資産全体の管理がラクになります。
- メリット:新NISAのインデックス投資も、auAMトリプルのような投資信託も1つの口座で管理できる
- 正直なデメリット:口座開設には数日〜1週間ほどかかる。10月の募集開始に間に合わせるなら早めの申込を
- こんな人におすすめ:まず新NISAで土台を作り、少額でレバレッジも試してみたい人
※口座開設・維持費は無料です(各社公式サイトより)

私はまず新NISAで1倍のインデックスから始めるコッコ!3倍型はそれからにするよ〜
よくある質問(FAQ)
Q. auAMトリプル・NASDAQ100は新NISAで積立できますか?
A. できません。レバレッジ型のため、つみたて投資枠・成長投資枠ともに対象外です。特定口座での購入になり、利益には約20.315%の税金がかかります。
Q. 毎日・毎週・毎月、どの積立頻度が一番おトクですか?
A. 過去データの試算では差は約1〜2%で、勝つ頻度も期間によって変わりました。管理のしやすさやクレカ積立のポイントで選べば十分です。
Q. 10年積み立てればほぼ確実に増えますか?
A. 1986年以降の試算では、10年積立の約31%で元本割れ、最悪は約92%減でした。長期保有で損失の確率が下がる1倍型とは性質が違います。
Q. TQQQとauAMトリプル、積立するならどっちがいい?
A. どちらもナスダック100の日々3倍を目指す点は同じです。auAMトリプルは円で100円から積立でき、信託報酬も年0.4334%とTQQQの経費率(0.82%)より低めです。一方TQQQは2010年からの運用実績があります。自動積立のしやすさを重視するならauAMトリプルが候補になります。
Q. 為替ヘッジ無しだと、円高のときはどうなりますか?
A. 円高になると円での評価額が下がります。今回の試算も為替込みです。ただし為替部分は3倍にはならず、影響は1倍分です。
Q. 試算どおりの結果になりますか?
A. なりません。ファンドは2026年10月設定で実績がなく、実際には先物の取引コストなどで試算と差が出ます。将来の値動きも過去と同じとは限りません。
まとめ|auAMトリプル・NASDAQ100の積立は「少額・長期・ルール付き」で
- 過去40年の試算で、毎月3万円×10年の結果は最悪0.08倍〜最高149倍、中央値は約5.4倍
- 毎日・毎週・毎月の差は約1〜2%。頻度は「毎月」で十分
- 積立は定額でも不定期でも結果はほぼ同じ。一括は「いつ買うか」で数倍の差
- 少額積立なら100円から・円で・低コストのauAMトリプルがTQQQより有利
- 3倍型は20年積立でも約34%が元本割れ。長期保有=安全ではない
- 新NISAの1倍インデックスを土台に、なくなっても困らない金額だけで

数字が大きいと夢を見たくなるけど、大事なのは「最悪のときに耐えられるか」。不安なら、一人で決めずにプロに資産配分を相談するのもいい方法だよ。
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※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。シミュレーションはFRED(米セントルイス連銀)のデータにもとづき、TQQQの年間リターンはFinanceCharts等の公表データと照合しました。TQQQの積立条件は楽天証券・SBI証券の公表情報(2026年9月時点)を参考にしています。データ出典:FRED(米セントルイス連銀)のナスダック100指数・ドル円・政策金利データ(1986年1月〜2026年9月)にもとづくワッシー独自の試算で、実在ファンドの運用実績ではありません。ファンド情報は2026年9月時点のauアセットマネジメント公表資料にもとづきます。投資は自己責任でお願いします。
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