「ナスダック100の3倍で動く投資信託が、新しく出るらしい!」――2026年9月、auアセットマネジメントが「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」の提供開始を発表しました。
「TQQQと何が違うの?」「どこで、どうやって買うの?」「3倍って危なくない?」と気になっている方も多いはず。この記事では、auAMトリプル・NASDAQ100のメリット・デメリット、TQQQとの違い、申込方法を、運用会社の公表資料をもとに初心者向けにわかりやすく解説します。
- ナスダック100の日々の値動きの約3倍を目指す投資信託。2026年10月15日設定、SBI証券・楽天証券・マネックス証券で10月5日から募集開始予定
- 最大の魅力は信託報酬 年0.4334%の安さ(TQQQの経費率0.82%の約半分)。円で買えて、為替の両替もいらない
- ただしNISA対象外・暴落時は大きく下がる・運用実績ゼロ。買うなら「なくなっても困らない少額」だけにしよう

パパ!TQQQみたいな3倍のやつが、日本の投資信託でも出るんだって!お得なの?

よく見つけたね。コストがとても安いのは大きな魅力だよ。でも、3倍の商品はこわい面もたくさんあるんだ。TQQQとくらべながら、ゆっくり見ていこうね。
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auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しとは?【基本情報】
auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しは、auアセットマネジメントが運用するレバレッジ型の投資信託です。アップル・エヌビディア・マイクロソフトなどが入るナスダック100指数(米ドルベース)の日々の値動きの約3倍の成果を目指し、そこに米ドルと円の為替の動き(約1倍)が加わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し |
| 運用会社 | auアセットマネジメント |
| 設定日 | 2026年10月15日(予定) |
| 当初募集期間 | 2026年10月5日〜10月14日 継続申込期間:2026年10月15日〜2028年1月13日 |
| 運用目標 | ナスダック100指数(米ドルベース)の日々の変動率の約3倍+為替変動 |
| 主な投資対象 | 株価指数先物・ETF・債券・為替予約など |
| 信託報酬 | 年0.4334%(税込) |
| 購入時手数料 | 上限2.2%(税込)※販売会社が決定 |
| 信託財産留保額 | なし |
| 決算 | 年1回(毎年10月14日) |
| 信託期間 | 無期限 |
| 換金代金の支払い | 申込受付日から5営業日目以降 |
| 販売会社 | SBI証券・楽天証券・マネックス証券 |
| NISA | 対象外 |
出典:auアセットマネジメント「auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し」提供開始のお知らせ(2026年9月18日)ほか。最新情報は投資信託説明書(交付目論見書)でご確認ください。
「為替ヘッジ無し」ってどういう意味?
「為替ヘッジ」とは、円高・円安による値動きを小さくする仕組みのこと。このファンドはヘッジ無しなので、ナスダック100の動きに加えてドル円の動きもそのまま基準価額に反映されます。
- 円安(1ドル=150円→160円など)になると、基準価額にプラス 📈
- 円高(1ドル=150円→140円など)になると、基準価額にマイナス 📉
TQQQを日本円で買う場合も、ドルで持つので同じように為替の影響を受けます。この点はTQQQとほぼ同じ条件と考えてOKです。
「3倍」は1日ごと。1年で3倍になるわけではない
ここが一番大切なポイントです。目指しているのは「1日の値動きの3倍」。運用会社も「複数日にわたる運用成果は、指数の変動率の3倍とは異なる場合がある」と注意しています。値動きの順番によって、長期の成績は3倍より良くも悪くもなります。

名前に「トリプル」ってあるから、ずっと3倍もうかるのかと思っちゃってました…!
auAMトリプル・NASDAQ100とTQQQの違いを比較【一覧表】
どちらもナスダック100の3倍を目指す商品ですが、「商品の種類」と「コスト」「実績」が大きく違います。
| 比較項目 | auAMトリプル・NASDAQ100 | TQQQ |
|---|---|---|
| 商品の種類 | 日本の投資信託 | 米国のETF(上場投資信託) |
| 運用会社 | auアセットマネジメント | ProShares(米国) |
| 目標 | 日々の約3倍+為替 | 日々の3倍(ドル建て) |
| 年間コスト | 信託報酬 0.4334% | 経費率 0.82% |
| 運用実績 | なし(2026年10月設定) | 2010年から約16年 |
| 買うお金 | 日本円 | 米ドル(円貨決済も可) |
| 為替手数料 | 自分で払う必要なし | ドル転時にかかる(楽天証券は1ドル25銭) |
| 売買のタイミング | 1日1回の基準価額で取引 | 米国市場が開いている間ならリアルタイム |
| 現金化 | 申込から5営業日目以降 | 約定の数営業日後 |
| 積立投資 | 販売会社で設定できる見込み(各社で要確認) | 証券会社によって定期買付あり |
| NISA | 対象外 | 対象外 |
各社公表の信託報酬・経費率(2026年9月時点)をもとに試算。倍率が違う商品も並べているため、あくまでコストの目安です。
グラフのとおり、3倍型なのに、2倍型のレバナスより安いか同じ水準です。TQQQと比べると、100万円あたりで年間約3,900円のコスト差になります。長く持つほど、コストの差はじわじわ効いてきます。
- auAMトリプルが向く人:円で少額から買いたい/為替の両替が面倒/コストを抑えたい/積立で時間を分散したい
- TQQQが向く人:長い運用実績を重視したい/市場が開いている間にリアルタイムで売買したい/ドル資産で持ちたい
TQQQそのもののメリット・デメリットや、2022年の大暴落のデータは「TQQQのメリット・デメリット|長期保有は危険?」でくわしく解説しています。

じゃあ、安いauAMトリプルのほうが絶対いいってこと?

コストだけなら有利だね。でも、まだ生まれたばかりの商品だから実績がないんだ。いいところと注意点の両方を知ってから決めようね。
auAMトリプル・NASDAQ100のメリット4つ
メリット①:3倍型なのに信託報酬が年0.4334%と安い
レバレッジ型の投資信託は、信託報酬が年0.8〜1%前後のものも少なくありません。auAMトリプル・NASDAQ100は年0.4334%。同じ運用会社の2倍型「auAMレバレッジNASDAQ100」と同じ水準で、3倍型としてはかなり低コストです。
メリット②:円のまま買えて、両替や為替手数料の手間がない
TQQQを買うには外国株式口座での取引や、ドルへの両替(為替手数料)が必要です。auAMトリプルは投資信託なので、円で注文するだけ。ファンドの中で運用が行われるので、自分でドルを用意する必要はありません。
メリット③:投資信託なので、積立や少額投資と相性がいい
投資信託は、ネット証券なら毎月の積立設定ができるものがほとんど。レバレッジ型は「いつ買うか」で成績が大きく変わるので、少額をコツコツ積み立てて買う時期を分散できるのは安心材料です(購入単位・積立可否は、募集開始時に各社の商品ページで確認しましょう)。
メリット④:ナスダック100の成長を3倍で取りにいける
ナスダック100には、AI・半導体・クラウドなど成長が期待される大型ハイテク企業が集まっています。上昇相場では、指数の値動きを大きく上回るリターンが期待できます。参考までに、同じナスダック100の3倍を目指すTQQQは、2023年に1年で+198%でした(ドル建て・過去の実績)。
auAMトリプル・NASDAQ100のデメリット・注意点6つ
デメリット①:暴落すると資産が大きく減る
3倍型は、下落も3倍で効いてきます。参考として、TQQQは2022年に1年で−79%、高値からは最大約−82%まで下落しました。auAMトリプルも仕組みが似ているので、同じような大暴落が起こり得ると考えておく必要があります。
デメリット②:「逓減」で横ばい相場に弱い
逓減(ていげん)とは、指数が上がったり下がったりをくり返すうちに、レバレッジ型だけがじわじわ目減りする現象です。下のグラフは、指数が「+3%」と「約−2.9%」を交互に10往復して元の100に戻った場合の計算です。
ワッシー投資ブログで試算(コスト・為替は考慮せず)。実際の値動きは異なります。
指数(1倍)は100のままなのに、3倍型は約94.9まで減っています。値動きの大きいレンジ相場が続くほど、この目減りは大きくなります。

指数が元に戻っても、3倍型だけ減っちゃうんですね…。グラフで見るとよくわかります!
デメリット③:NISA対象外で、利益に約20%の税金がかかる
運用会社も明記しているとおり、このファンドはNISAの対象ではありません。特定口座などで買うことになり、利益には約20.315%の税金がかかります。資産形成の土台は、非課税の新NISAでのインデックス投資を優先しましょう。
デメリット④:新しいファンドなので実績ゼロ・繰上償還のリスクも
2026年10月設定のため、運用実績(指数にどれだけ正確に連動するか)はまだわかりません。また、受益権の口数が30億口を下回った場合などには、運用途中で終了する繰上償還になる可能性があります。人気が集まらなかった場合のリスクとして覚えておきましょう。
デメリット⑤:円高になるとマイナスが上乗せされる
為替ヘッジ無しなので、ナスダック100が下がる+円高が重なると、下落がさらに大きくなります。過去には、株安のときに円高が進む場面も何度もありました。
デメリット⑥:注文は1日1回・現金化まで時間がかかる
投資信託なので、注文はその日の基準価額(1日1回)で決まります。急落中にすぐ売ることはできず、現金の受け取りも申込から5営業日目以降です。さらに、先物を使って3倍を作る仕組み上、長期で持つほど金利などのコスト負担が積み重なる点も運用会社が注意喚起しています。
auアセットマネジメントの資料には、このファンドは「初心者向けの商品ではありません」と書かれています。仕組みを理解し、大きく値下がりしても生活に影響しない金額で検討しましょう。

うーん、安いけど、こわいところもいっぱいあるんだね…。

そうなんだ。パパも2024年ごろ、TQQQを含むレバレッジ型ETFをいくつか持っていたけど、値動きの激しさは想像以上だったよ。だからこそ「主役はインデックス、レバレッジは少しだけ」が大事なんだ。
auAMトリプル・NASDAQ100の申込方法(買い方)
いつから買える?取扱証券会社は?
| 証券会社 | 取扱 | ポイント |
|---|---|---|
| SBI証券 | ◯ | クレカ積立(三井住友カード等)でVポイントが貯まる。新NISAの主力口座にも |
| 楽天証券 | ◯ | 楽天ポイントで投資信託を買える。楽天カード積立も |
| マネックス証券 | ◯ | マネックスカードの積立でポイント還元 |
当初の募集は2026年10月5日から、10月15日の設定以降は継続して購入できる予定です。※購入単位・購入時手数料・積立の可否・ポイント投資やクレカ積立の対象かどうかは、各社の商品ページで最新情報を確認してください。
買い方の手順(5ステップ)
- 証券口座を開設する(SBI・楽天・マネックスのいずれか。スマホで申込OK)
- 口座の種類は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと確定申告の手間が減る
- 投資信託の検索で「auAMトリプル」と入力してファンドを探す
- 交付目論見書を読み、「課税口座(特定口座)」を選んで金額を入力
- スポット購入か積立設定を選んで注文完了(NISA口座では買えないので注意)
すでに新NISAでインデックス投資をしている口座があるなら、同じ証券会社で「コア(インデックス)」と「サテライト(レバレッジ)」をまとめて管理するのがラクです。
- メリット:新NISAのインデックス投資も、auAMトリプルのような投資信託も1つの口座で管理できる
- 正直なデメリット:口座開設には数日〜1週間ほどかかる。10月の募集開始に間に合わせるなら早めの申込を
- こんな人におすすめ:まず新NISAで土台を作り、少額でレバレッジも試してみたい人
※口座開設・維持費は無料です(各社公式サイトより)
SBI証券と楽天証券の違いは「新NISAはSBIと楽天どっち?」で比較しています。
auAMトリプル・NASDAQ100に向いている人・向いていない人
- ✔ 生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)がある
- ✔ 新NISAの枠でインデックス投資を続けている
- ✔ 投資額が大きく減っても生活に影響しない
- ✔ 逓減・為替・税金の仕組みを理解している
- ✔ TQQQより低コストで、円で少額から試したい
- ✖ 投資を始めたばかりで、大きな下落を経験していない
- ✖ 新NISAの非課税枠をまだ使い切っていない
- ✖ 「短期間で一発逆転したい」と焦っている
- ✖ 近いうちに使う予定のお金を入れようとしている
- ✖ 運用実績を見てから判断したい(しばらく様子見が◎)
auAMトリプル・NASDAQ100のよくある質問(FAQ)
Q1. 新NISAで買えますか?
買えません。運用会社が「NISAの対象ではありません」と明記しています。特定口座などの課税口座で購入します。
Q2. いつから買えますか?
2026年10月5日から当初募集が始まり、10月15日に設定(運用開始)される予定です。取扱いはSBI証券・楽天証券・マネックス証券です。
Q3. TQQQとどっちがいい?
コストの安さと「円で少額から」を重視するならauAMトリプル、長い運用実績やリアルタイム売買を重視するならTQQQが候補です。ただし、どちらも3倍型で大きな下落リスクがある点は同じです。
Q4. 為替ヘッジありのタイプはありますか?
2026年9月時点で発表されているのは「為替ヘッジ無し」です。なお、2倍型の「auAMレバレッジNASDAQ100」には為替ヘッジありと無しの両方があります。
Q5. 長期保有してもいいですか?
長期で大きく増える可能性がある一方、逓減・暴落・金利コストの影響で、普通のインデックス投資より成績が悪くなることもあります。長期で持つなら、資産全体の数%程度にとどめるのが無難です。
Q6. いくらから買えますか?
当初募集は1万口あたり1万円の基準価額でスタートします。実際の購入単位(100円から等)は販売会社ごとに異なるため、各社の商品ページで確認してください。
迷ったら、資産配分をプロに無料相談
「レバレッジ型を資産のどのくらい入れていいの?」「そもそもNISAの配分はこれで合ってる?」と迷うなら、無料のお金の相談サービスで客観的な意見を聞くのも一つの方法です。
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いい心がけだね。パパが読んで役に立った本を紹介しておくよ。まずは基本から、一緒に学んでいこう。
まとめ|auAMトリプル・NASDAQ100は「低コストな3倍型」。主役はインデックスで
- ナスダック100の日々の約3倍+為替を目指す投資信託。2026年10月15日設定
- 信託報酬は年0.4334%とTQQQ(0.82%)の約半分。円で買えて両替不要
- 取扱はSBI証券・楽天証券・マネックス証券。NISA対象外
- 暴落・逓減・円高・繰上償還・実績ゼロに注意。運用会社も「初心者向けではない」と明記
- 資産形成の主役は新NISAでのインデックス投資。レバレッジは少額のサテライトで
auAMトリプル・NASDAQ100は、「TQQQのような3倍投資を、もっと安く・円で手軽に」という人には魅力的な選択肢です。ただ、手軽さの裏に大きなリスクがあるのは変わりません。まずは新NISAでコツコツ資産の土台を作り、そのうえで余裕資金の一部で検討しましょう。毎月いくら積み立てれば将来どうなるかは、NISA積立シミュレーターで気軽に試せますよ。

あせらなくて大丈夫。コツコツ続けた人が、最後に笑えるんだ。一緒に一歩ずつ進んでいこうね。
※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。記事内の情報は2026年9月時点の運用会社公表資料等にもとづきます。特定の金融商品の購入を推奨するものではなく、投資は元本割れのリスクがあります。購入前に必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご確認のうえ、ご自身の判断でお願いいたします。
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